医療・看護における安全対策

事業案内
平成11年の患者取違い事故以降、国は医療機関における医療安全管理体制の整備を進めてきました。また、日本看護協会では、職能団体として看護職の安全なケア環境をつくるため様々な取り組みを行っています。
本協会においても、看護職が安全に安心して働き続けられる環境づくりを目指し、医療安全を推進しています。
平成17年からは「医療安全推進週間」に合わせて、多職種参加の医療安全大会の開催や医療安全に関する標語を募集しポスターにして配布する等、県内の医療従事者の、医療安全への意識の向上と普及啓発を図っています。
今後は、医療安全大会をより有意義なものにしていくために、行政および医師会等と共同主催する等、大会の在り方を含めた見直しが必要であると考えています。
平成31年の世界保健機関の総会において、患者安全を促進することへの人々の意識・関心を高め、国際的な理解を深めるため、9月17日が世界患者安全の日と制定されました。医療安全推進週間と共に、医療安全文化の醸成に向けた取り組みを継続していきます。
医療・看護に関する相談支援、情報提供
- 会員や県民を対象に協会ホームページ等による最新の医療安全情報の提供
- 医療安全に対する相談支援
- 看護職賠償責任保険制度
医療安全推進週間の推進
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厚生労働省が設定している「医療安全推進週間」(11月25日いい医療に向かってGOを含む1週間)の推進にむけて以下の事業を行う。
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医療安全管理者の育成
- 医療安全管理者養成研修会
厚生労働省のプログラム作成指針に準じた研修会(診療報酬加算に対応)の開催 - 医療安全担当者中央交流会
医療安全管理者として実践している者のスキルアップを図るとともに、そのネットワークを構築する。
令和4年度 医療安全担当者中央交流会
令和3年度 医療安全担当者中央交流会 - 医療安全担当者地区交流会
地区連携及び多職種連携の強化を図り、広い視野の情報交換を行いながら医療安全を推進する。